PLINTH Coin Ring -Apollo のご紹介
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Hepholの門倉です。
今回は、紀元前280〜213年頃、古代ギリシャ植民都市トゥリオイで発行された銅貨を用いたリングをご紹介いたします。
PLINTH Coin Ring – Apollo (K18YG / SV925)
トゥリオイは現在の南イタリア・カラブリア州に位置し、紀元前444年にアテナイを中心とするギリシャ人によって築かれた都市です。
豊かな平野と海に恵まれたこの地は、農業と海上交易によって発展し南イタリアを代表するギリシャ都市のひとつとして栄えました。
表面に描かれているのは、光と芸術、音楽、詩、そして予言を司る神アポロン。
頭には、彼の象徴である月桂冠が美しく刻まれています。
月桂樹はアポロンが愛したニンフ・ダフネの神話に由来し、古代ギリシャでは栄光や永遠、精神の高潔さを象徴する特別な植物とされました。
穏やかな横顔と繊細に彫り込まれた月桂冠は、小さな青銅貨とは思えないほど精巧で、静かな気品を漂わせています。

裏面には食物と豊かさの象徴、コルヌコピアが刻まれています。
豊穣の角とも呼ばれるこのモチーフは、果実や穀物が尽きることなく溢れ出す角として、豊かさや繁栄・幸運の象徴として古代世界で広く用いられました。
その起源は、幼いゼウスを育てた山羊アマルテイアの角にあるとも伝えられており、実りある大地と平和な暮らしを願う人々の想いがこの小さな意匠に込められています。
光と知性を司るアポロン。
そして、豊穣を象徴するコルヌコピア。
この一枚の青銅貨には、武力や征服ではなく、文化と実りによって繁栄した都市の理想が静かに刻まれています。
二千年以上の時を経て刻まれた深い風合いをそのままに、現代的なPLINTHの構造へと落とし込みました。
K18とSVのコンビ地金のお作りです。
温かみを感じる銅貨と柔らかい色合いのK18の枠をSVのアームでまとめる事で、すっきりとした印象に。
コイン枠の裏側も丸くすることにより、優しい雰囲気のリングに仕上がりました。
静かな美しさを宿したアポロンの眼差しと、豊穣への願いを象徴するコルヌコピア。
細部に至るまで職人の手仕事によって丁寧に仕立てられた、唯一無二の作品です。
詳細は、以下の商品ページよりご覧いただけます。