MONOLITH Coin Signet RIng -Dove / Chimaera のご紹介
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いつもご覧いただきありがとうございます。Hepholの門倉です。
今回は、紀元前330〜280年頃にシキオンで発行された銀貨を用いたリングをご紹介いたします。
MONOLITH Coin Signet -Dove / Chimaera (K18YG / SV925)
シキオンは古代ギリシャ・ペロポネソス半島北部に位置した都市国家(ポリス)でした。
アテネやコリントスにも劣らない芸術や青銅細工、彫刻、絵画などで知られた文化都市として栄え、多くの芸術家や職人が集まったと伝えられています。

表面には翼を広げた一羽の鳩が描かれています。
古代シキオンにおいて、ハトは都市のアイデンティティを示す重要な意匠でした。
また、この地で深く信仰されていた愛と美の女神アフロディーテの聖鳥でもあり、古来より平和・純粋・愛、そして穏やかさや美しさを象徴するモチーフとして、街で広く親しまれていました。
ハトのモチーフのコインは周りにオリーブの葉が刻まれていることが多いですが、今回はハトのみの意匠になっています。
シンプルな造形のMONOLITHと非常に相性が良く、お互いの魅力を引き立て合っています。

裏面に刻まれているのは、ギリシャ神話に登場する怪物キマイラです。
ライオンの頭と胴、背中から生える山羊の頭、蛇の尾を持つ異形の存在で、炎を吐く恐ろしい怪物として語り継がれてきました。
キマイラは多くの人々を苦しめましたが、英雄ベレロポンが翼馬ペガサスに乗り討ち取ったことで知られています。

古代のコインにおいてはその圧倒的なパワーから不屈の強さや魔除け、また都市の軍事的な威厳を示すシンボルとして好んで描かれました。
現在でもキメラという言葉が異なるものが組み合わさった存在を意味するように、この神話は古代から現代まで広く受け継がれています。
ハトは静・美しさに対して、キマイラが持つ動・強さを表しており、対極にある二つの存在が一枚の銀貨の表と裏に共存しています。
この歴史ある銀貨の魅力をさらに引き立てるため、SV925とK18YGのコンビネーションという贅沢な仕立てを選びました。
異素材が手元で重なり合うことで、アンティークの持つ深い渋みと現代的な気品が見事なコントラストを描きます。

外側からは見えませんが、内側にもK18YGのパーツを嵌め込んでいます。
そこに刻んだのは、キマイラの内に秘めたる闘心を鼓舞するような、職人の手による一本一本の手彫りの線。
他人に誇示するためではなく自分自身の内に強い芯を灯すためだけに施された、秘められた仕立てです。
一見すると、ゴールドのフレームに縁取られた美しいハトのシルバーリング。
しかし、そのリングを身に着けている本人だけが知る内側には、不屈の怪物キマイラが息を潜めているのです。
サイズは16号でのお作りです。
コンビネーション地金の良いところは、なんと言っても他のジュエリーとの相性が良いことだと思います。
特に普段からジュエリーのコーディネートを楽しんでいる方にとって、コンビ地金は1つあるだけで万能に活躍してくれる心強いアイテムです。
周囲に見せるための美しさだけでなく、自分自身の鼓舞のために。
日々のスタイルに宿す自分だけのレイヤードの主役に、この内に秘めた闘心を奮い立たせる特別なピースを、ぜひ選んでみてください。
詳細は、以下の商品ページよりご覧いただけます。
MONOLITH Coin Signet Ring -Dove / Chimaera