PLINTH Coin Ring -Lion のご紹介

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今回は、ミュシア地方キュジコスで発行されたコインを使ったペンダントをご紹介いたします。

 

PLINTH Coin Ring -Lion (K18 / Diamond)

 

ミュシア地方キュジコスは現在のトルコ北西部にあたります。
ここはエーゲ海・ヘレスポントス海峡(ダーダネルス)・黒海を結ぶ海上ルートの要所だったため、海上交易を強みとしていました。



コインの表面には口を開いたライオンの頭部と小さなマグロが刻まれています。

今回のコインのライオンは口を大きく開き、舌を覗かせています。
様々な地域・時代で数多く起用されてきたライオンの意匠の中でも特に強い生命力と威厳を感じさせます。

マグロは海上交易によって繁栄した都市キュジコスを表す象徴として、数世紀にわたりこの都市のコインに刻まれ続けました。

力強く睨みを利かせるライオンと都市の繁栄を支えたマグロ。
その組み合わせには、都市を守り繁栄を願う人々の想いが込められていたのかもしれません。



裏面には冥界と再生を司る女神コレ・ソテイラの横顔が刻まれています。
(上手く写真が撮れず...写っているのは彼女の耳〜頬に部分になります)

コレ・ソテイラ(Kore Soteira)は、古代ギリシャの女神ペルセポネを指す神聖な称号です。

ギリシャ神話では、ペルセポネは豊穣の女神デメテルの娘として生まれます。
ペルセポネは冥界の王ハデスに連れ去られ、デメテルはペルセポネを失った悲しみと怒りから大地に実りを与えることをやめてしまい、世界は飢饉に見舞われます。

その後、ゼウスが仲裁しペルセポネは地上に戻ることになりますが、その際ハデスから差し出されたザクロを4粒食べてしまいます。(6粒という説もあります)
冥界の物を口にした者は冥界に属するという掟があり、1年のうち4ヶ月は冥界で過ごすこととなります。
ペルセポネが冥界で過ごしている間、母デメテルは大地に実りを与えるのをやめ、(この期間が冬)
ペルセポネが地上へ戻ると春になり、大地には再び草花が芽吹くという四季の誕生のお話です。

この神話は、季節の循環と再生を象徴する物語として古代ギリシャ世界で語り継がれてきました。

このようにペルセポネは農業と収穫の女神として知られており、特にキュジコスでは救済の乙女(Saviour Maiden)、都市を守護する存在として崇拝されていました。

生と死、循環と再生、都市と自然。
異なる象徴が小さな銀貨の中に静かに重ねられています。

 

リングのサイズは17号のお作りです。

コインの意匠を際立たせるように周りには細かい彫りを施し、
側面には海に囲まれた交易都市キュジコスへのオマージュとして、波のうねりのようにダイヤモンドをセッティングしています。

ライオンとツナという面白い意匠ですが、
落ち着いた佇まいの中に 古代都市の気配を感じられる一点です。


詳細は、以下の商品ページよりご覧いただけます。
PLINTH Coin Ring -Lion


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