PLINTH Coin Pendant -Lion

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今回は、紀元前4世紀頃トラキア地方のケルソネソスで発行されたコインを使ったペンダントをご紹介いたします。


PLINTH Coin Pendant -Lion (K18YG / Diamond)

 


ケルソネソスは現在のトルコ・ガリポリ半島に位置しています。

古代ギリシャ語で半島を意味するその名の通り、多くの船が行き交うエーゲ海と黒海を結ぶ重要な交易都市として知られていました。


当時は、黒海からギリシャ本土へ穀物を運ぶ交易路の中心地として大きな繁栄を築いていました。


表面に力強く描かれているのは、野性味あふれるライオンの姿。
体は前を向きながらも首を後ろへと振り返る独特の構図は、この都市を代表する銀貨に共通する特徴です。

ライオンは古代ギリシャにおいて力や勇気、都市を守る存在の象徴でした。
小さな銀貨の中でたてがみや筋肉の力強さが巧みに表現されています。



裏面には、古代ギリシャ初期の銀貨によく見られる四分割された凹型のインキューズが現れます。
その一角には古代の豊穣の象徴である麦の穂の意匠が刻まれているのがわかります。

麦は豊穣や繁栄を表すだけでなく、この地域が穀物輸送の要所であったことを示す都市の象徴でもありました。


力強さの象徴であるライオンと大地の恵みである麦の穂。
表と裏で異なる表情を見せながら、どちらにも都市への誇りと人々の願いが込められています。


二千年以上の歳月を経て生まれた深い陰影が、モダンで建築的なPLINTHの枠に収めることで現代のスタイリングに自然と溶け込む洗練された佇まいへと昇華されました。


華やかな神々の姿はありませんが、一頭のライオンと一本の麦の穂だけで、この土地の力強さと豊かさを静かに語る一枚です。


ライオンを囲むように、枠の周囲にはダイヤモンドを一周、彫り留めでセッティングいたしました。
一石ずつ丁寧に彫り留めされたダイヤモンドの繊細なきらめきが、古代の銀貨が持つ力強い佇まいに、現代的な気品と光の輪を添えています。

 


コンパクトなサイズ感ながらダイヤの輝きと意匠の力強さで存在感があるペンダントに仕上がっています。

チェーンを通すバチカン部分や枠の細部に至るまで、職人の手仕事によって丁寧に仕立てられた唯一無二の1点ものです。



詳細は、以下の商品ページよりご覧いただけます。
PLINTH Coin Pendant -Lion